世界的人気クラブであるFCバルセロナは数々のタイトルを獲得し、世界中で有名なサッカークラブです。 現在、公式戦35試合無敗と記録的な強さを誇っています。
それもそのはず、このチームには世界各国の代表クラスの選手が多く所属していて、個々の力はもちろん、チーム全体の組織力が高いのもこの強さの理由の一つと言えます。 気になるメンバーですが、主にヨーロッパや南米出身のプレーヤーで構成されていて、特に攻撃陣が繰り広げる絶妙な攻撃は世界中のサッカーチームに影響を与え、たくさんのサッカーファンを魅了しています。
FCバルセロナの戦術は、短いパスやサイドチェンジなどのロングボールを多用したり、選手同士がポジションを入れ替わったりするなど、相手守備陣を乱しチャンスを作り出します。 そこに個人技が加わると、次はどんなプレーが見られるんだろう、とワクワクさせてくれます。 そのため、その戦術を真似をするチームも出てくるほど。 まさに、向かうところ敵なしのFCバルセロナ。 このまま無敗記録を伸ばしていってほしいですね。
少年少女の将来なりたいスポーツ選手では、野球選手やサッカー選手が常に上位に位置しています。 その理由の一つとしては、お金を多く稼ぐことが出来るという点が挙げられます。
日本の野球では、いわゆる億円プレーヤーが一つのステータスとして捉えられますが、海外のサッカーの人気クラブの選手となると、その額は桁違いと言えます。 例えば、スペインのクラブチームFCバルセロナに所属する選手の年俸などは、トッププレーヤーともなると数十億円ですし、中には100億円を超える年俸を得る選手もいます。
これは、スペインのサッカー熱が日本よりも高い点もありますが、収入源であるスポンサー広告料が桁違いという点が挙げられます。 スポーツメーカーのみならず、美容品からファッションなど、世界的に有名な企業がFCバルセロナのスポンサーとして名を連ねています。
また選手のみならず、有力選手をトレードするクラブチーム側にも非常に多額の移籍金収入が入るなど、ビジネスとしての側面も窺うことができます。
1899年のサッカークラブ創設以来、FCバルセロナはソシオと呼ばれる会員の会費で運営されてきました。 それ故、創設以来ユニフォームにスポンサーをつけることは無かったのです。
しかし2006年のシーズン開始よりユニセフのロゴを入れるようになりましたが、これはバルセロナがエイズ問題の解決に役立ててほしいと年間150万ユーロ(約1億9千万)の支援をしつつユニフォームにロゴを入れました。 しかしユニセフのロゴは長続きしませんでした。 当時のバルセロナは人気クラブとはいえ莫大な負債を抱えており、2010年にサンドロ・ロセイ氏が会長に就任した時4億4200万ユーロ(約481億円)にものぼりました。
しかし同年、QATAR FOUNDATION(カタール財団)と契約し、5年間で1億6500万ユーロ(約180億円)の支援を受けることとなりました。そして、次のシーズンからはカタール財団に代わってカタール航空の名前がサッカーユニフォームに入ることとなり 2011年には赤字が約1億ユーロ(約128億円)減少しました。 経営危機を脱するには長きに渡ったスポンサーを付けないという理念を捨てざるを得無かったのです。